おしらせ

着物の加工について① 湯のし 湯通し

みなさんこんにちは

弊社HPにおけるアクセスの検索キーワード状況をGoogleのサーチコンソールで観察しておりますと、「着物」「加工」というキーワードを良く見かけることから、何回かに分けて着物の加工について記載してみたいと思います。

第一回目は「湯のし」・「湯通し」についてです。

専門家の方や着物マニアの方には物足りない内容かもしれませんが、浅くご説明させていただきます。

 

1.湯のし

 

 

 

 

 

 

反物に蒸気をあてて、生地幅を揃えます。湯のしを行うことで、シワを伸ばし生地の風合いを柔軟にします。実際、湯のし後の反物はふっくらとしていい感じです。
湯のしをするのは染物が多く、紬等先染織物は湯通しをするケースが多いように思われます。
機械で通す機械湯のしと手作業の手湯のしがございます。

 

 

 

 

 

 

手湯のしは機械湯のしでは生地を傷めたり、伸びすぎてしまう可能性がある反物や絞り等 また、刺繍のある反物等に行います。
銅製の釜から蒸気を出して手作業で生地の幅を揃える職人の技です。

 

 

2.湯通し

 

 

 

 

 

 

 

湯通しは主に紬等の先染織物に対して行うお湯の中に生地を浸け糊気や織物加工時の汚れを取り除く作業となります。

この工程で織物の製造時に生地を織りやすくするために糸に糊付けをするのですが、その糊や泥染の余分な泥、繊維のアク 等を脱落させることにより、絹織物本来のしなやかな風合いを出したり収縮を防ぎます。

作業は反物により色合い等違いがあるので、その反物に合わせてお湯の温度や時間の調整を行います。

湯通し後はだら干しや、一反干し(伸子針にてシワを伸ばす)をして乾かしますが、風通しがあることが必要で、京都市内では場所の確保もだんだん難しくなってきているとお聞きします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯通しの工程は非常に重要な作業で、糊が十分に脱落していないとカビの発生原因となったり、水が付いた際に糊気の影響で輪ジミができてしまい、糊気の輪ジミは取れにくいです。

 

不定期ですがまた着物に関する加工をご紹介させていただきたいと思います。

 

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