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おしらせ

着物とお酒について

皆様 こんにちは

12月もそろそろ中旬となり、これから年末年始にかけて忘年会・新年会シーズンとなりお酒と接する機会が増えますよね!

パールトーンHP管理人もお酒は好きで、宴会等ではついつい飲み過ぎてしまい、へべれけになってしまうこともこの時期は多くあります。

時折、着物着用してのパーティー等も行かせていただくこともあり、私の着物はお酒もはじくパールトーン加工済みなので安心して過ごしていますが、やはりお酒を飲むシーンはこぼしたりすることも良く見かけます。

テーブルの上のグラスを倒してしまい、こぼれたお酒がテーブルから流れてしまい、ひざ部分へかかってしまうというのも時折見かけられます。

後悔先に立たずといいますが、「あっ」ということがあってからでは遅いので、是非事前にパールトーン加工をお勧めいたします!

では実際ちりめんにアルコールが付くとどうなるのでしょうか?

・赤ワインの場合 右がパールトーン加工済 左が未処理

未処理と比べますとパールトーン加工済みは中まで浸透しにくいので上記のように大きな差があります。ただ、ご注意いただきたいのは赤ワインの場合、タンニン等フェノール系の植物色素が含まれているので、付着後時間の経過とともに色素で染まってしまうケースもございます。赤ワインが付着した際にはパールトーン加工済みでもできるだけ早めの処置が必要です。

 

・ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー等 右がパールトーン加工済み 左が未処理
画像は日本酒

はっ水加工されていないお着物の場合付着すれば水ジミになると思われます。
水ジミを直すには水を使用して直す必要があるのでプロに頼まれるのが賢明です。

また、出先でかかってしまって慌てられ、濡れたおしぼりでごしごしと拭かれがちですが、ちょっと待ってください!濡れたおしぼりの場合生地との摩擦の力で生地が毛羽立ってしまい傷む可能性がありますのでご注意くださいね。

パールトーン加工済みの場合、出先でかかったとしてもはじきますので、その際はティッシュ等柔らかいもので吸い取ってそのままお過ごしください。

帰宅され、お着物を脱がれてからかかった箇所に軽く水をかけすすいだ後、その水を吸い取り、後は陰干しを十分にしてください!

水性のアルコールでも基本的にアルコール度数が強くなるほど粒子が小さくなり、はじきにくくなります。

 

・梅酒の場合 右がパールトーン加工済み 左が未処理

基本的にビールと同様にはじきますが、糖分がかなり含まれていることから、パールトーン加工済みで水ですすがれる場合、何回かすすぎ 吸い取り 乾かす という作業をしていただいた方がいいと思います。
ただし、こすらないでくださいね!

以上簡単に書かせていただきましたが、折角お酒を飲んで楽しい時間を過ごされておられる中、シミや汚れで興ざめしないようにしてくださいね。

お手入れの仕方については
https://pearltone.com/business/safe_kimono.html

動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=TYFLjf16ASw

 

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