おしらせ

2018/07/17

本日 祇園祭前祭 山鉾巡行です

皆様 本当に暑い日が続きますね。

京都でも色々なニュースで取り上げられていますが、連日猛暑日が続いております。
そんな中、本日ユネスコ無形文化遺産の祇園祭(先祭)の山鉾巡行が行われます。

ここ数日は良いお天気で良かったですが、パールトーンでもこれまで各種胴掛等懸装品を加工させていただきました実績もございます。

是非浴衣姿で山鉾見物はいかがでしょうか?

ただめちゃくちゃ熱いのでくれぐれも熱中症にはお気を付け下さいね!

2018/07/11

海外縫製について Q&A

ベトナム工場のきものの仕立て??? 大丈夫なの?? と
思われている方もまだまだ多いようです。

そこで皆様からいただく質問に関しての弊社仕立部からの回答をご紹介いたします。

ご質問 その一
Q:大切なお着物を不衛生なところで仕立てるのは、気が引けますが・・・

A:実際は冷房完備のとても清潔な工場でご対応させていただいております。
ホントに清潔で無駄なものも一切ございません。


ご質問 その二
Q:どうしても安かろう 悪かろうのイメージを払しょくできないのですが・・・

A:海外仕立てですがパールトーンのブランドとしてお仕立てさせていただいていることから品質管理は徹底しております。仕立仕様等は基本パールトーン標準仕様をベースに対応させていただいており、弊社営業・仕立部共フルサポートで努力させていただきます。


ご質問 その三
Q:着物を知らないだけに、仕立てにこだわりなどないのでは?? 知識のない人がミシンで縫っているのではないですか??

A:仕立指導者を駐在させ日本式の指導を何年もしてきました。オペレーションをコントロールしているパールトーン仕立部のスタッフも和裁士がおり、海外仕立てですが、日本式のこだわりを持った100%手縫いの仕立となっております。

ご質問 その四
Q:きちんと商品が帰ってくるのか不安なんです・・・

A:昔と比べ物流面のインフラも構築されていることから商品がどこにあるのか追跡することも可能です。当然ながら船便ではなく、飛行機便です。

ご質問 その五
Q:他社さんでも海外仕立多いですよね。どこでも一緒じゃないですか???

A:海外仕立ての場合提携工場での仕立ても多いですが、パールトーンの場合パールトーンの資本でパールトーンベトナム工場を運営しています。
そのため安定した品質・納期・商品管理の対応が可能となります。
スタッフもパールトーンの社員です。


というように安心して仕立てをご依頼いただけるように日々努力いたしております。

2018/07/04

パールトーンベトナムについてのご紹介

Facebook7月動画でもちらりとご紹介したのですが、今回次回とパールトーンベトナム及び海外縫製についてのQ&Aをお伝えしたいと思います。

まず今回はパールトーンベトナムについてのご紹介です。

パールトーンではベトナムのホーチミンに着物仕立縫製工場がございます。
本工場と第二工場があり、15キロ~20キロ位離れているのですが、社員旅行もはじめ工場間の交流もあり、元気で活気のある雰囲気です。

広々とした敷地に本工場と第二工場とも平屋で、工場内は美しく整頓され、キレイな職場になっています。
スタッフの方々も明るくイキイキと仕事されておられ、ベテランさんが多いので品質が安定しています。

ベトナムという国自体発展し続けており国全体のパワーに圧倒されそうな感じがあります。


パールトーンでもベトナムの文化・習慣を大事にし、価値観の違いを考えながらコミュニケーションを豊かにして、理解を深めたうえで管理や指導を行い、お客様の期待以上の品質向上につとめていきたいと思います。

次回は海外仕立てについてのQ&Aをお伝えします。

詳細:http://www.pearltone.com/business/support.html

2018/06/27

着物はっ水加工の歴史⑯(パールトーン加工)

月刊PHPに先代の人生観が掲載

1998年(平成10年)

「人は誰でもたすきを掛けた駅伝ランナーのようなもの」 少しでもいい順位でたすきを渡せるように・・・

本社が京都にあるPHP研究所発行の月刊PHPの「私の信条」というコーナーに「人は誰でもたすきをかけた駅伝ランナー」というタイトルで、先代の國松会長の信条が紹介されました。

→たすきを受ける順位、つまり生まれた時の状況や仕事を引き継ぐ時の環境を変えることはできません。

しかし、たすきを渡す順位を変えることができる。自分の努力次第で上位を狙えるというように考えているのです。

私自身、次のランナーには私が引き継いだ順位よりも少しでもいい順位でたすきを渡したいと思っています。

順位を上げるには「徳」を積むことと私は考えています。古風な言い方になるのかもしれませんが、先人の教えのとおり、人との付き合いの中で切磋琢磨したり、人としての道を修養することによって「徳」を積んでいくこと、そのことで順位は上がっていくのだと思います。(本文より)

創業者の國松勇は単に堅物の研究者ではなく、付き合い好きで、人の世話をやくのが好きな性格でした。
そうした性格が功を奏して、この技術が軍隊とは無縁のきものにも応用されるようになったのです。それまでは、水に濡れるときものは縮んで使い物にならないというのが常識でしたから、きものを着る機会の多かった当時は多くの人に喜ばれる技術でした。
人の世話もし人の避ける争いごとの調停も自らすすんで引き受けていました。そのことで長時間を割き、また悩むことも多かったようです。

しかし、こうした人生が実り多いものにしたように思われます。
創業者の生き方を振り返って見た時、本人は特別考えていなかったかもしれませんが、人との関わりの中で自然と「徳」を積む努力をしていたようです。

自分が引き継ぐ時の状況はどうすることもできませんが、たすきを渡す順位は自分の意志と努力で変えることはできるはず。事業も社員も、そして文化も、それぞれの立場がそう考えて行っていくことが大切と先代会長は語っています。


2018/06/25

カビがはえてしまった着物のお手入れ法

カビシリーズの完結となります。実際はえてしまったカビどうしましょう。
一番良い対処方法は、着物を解いて水洗い(洗張り)を行うことですが、洗張り代・仕立て直し代と費用がかかるため、クリーニング(カビ取り)での対処が主流となっております。

まず、よく乾燥をさせ、カビ取り専門のクリーニング(石油系の溶剤で)を行います。残ったカビの跡(色抜け・変色)は染色補正と共に染替え等で対処します。

ご注意として例えば上記のようなクリーニングで処置したとしても一度カビが発生したお着物は、現状のままでは再度カビが発生する恐れがありますので、お仕舞になる場所の環境改善を行ってください(カビが生えたお着物を入れていたタトウ紙は必ず入れ替える。他のお着物と別に保管し、定期的に確認と空気の入れ替えを行い、除湿剤・シリカゲル・和服の友 等を利用することも効果的です)

2018/06/20

カビの種類と特性② カビの進行状態について

皆様こんにちは カビシリーズ第二回となります。
今回はカビの進行状況毎の特徴となります。
カビによる色抜けって直らないんですよね・・・

一枚でもカビの発生が確認された場合、通常のご家庭よりこまめに風通しすることが必要です。一度もカビが発生したことのないお宅様なら年に一度程度でも大丈夫ですが、カビが出やすいお宅は一か月でもカビが発生してしまいますので、最低でも年に二回程度の風通しが必要です。

第一期症状(初期段階)
第一期症状は白い斑点となって現れます。色の濃いものなら白カビも見えますが、地色の薄いものの白カビを発見するのは大変困難です。従って留袖や喪服 及び色の濃いものにカビを発見しましたら、他の白っぽい着物にもカビが発生している可能性があります。早期に点検確認が必要です。

第二症状
第二症状は、カビが出はじめてから3年~5年位経過したもので、カビのにおいが発生し、白カビが黄色に変色しはじめます。
お手入れの方法としては着物を全部解いて洗張りが必要となります。
洗張りの出来ない様々な加工がされていたり、また、洗張りに耐えられない訪問着や中振袖・留袖や紋付等は解いた上で生き洗い(ドライ)しみ抜きで対応します。しみ抜きの際、濡らす事の出来ない部分を避け、その他の部分はできるだけ広範囲に水洗いをすることが必要となります。

第三症状
第三症状は、カビが出はじめてから10年以上経過したもので、カビのにおいは消えますが、黄色味から茶色く変色しています。留袖の黒色(地色)は茶色の斑点となってしまいます。
この変色の除去には硬貨程度の範囲に区切り、5回から10回以上の漂白作業が必要となりますので全体一面に出現したカビの漂白はしみ抜き作業では困難です。

第四期症状
第四期症状ともなると、カビが出はじめてから20年以上経過したもので、茶色の変色からこげ茶色に変色します。こうなると布地の風化が始まり、漂白作業や染め替え作業も困難となってしまいます。

※放置しておくと表地まで変色しはじめることもあります。
※第二期~第四期症状まで形而変化を起こすと、クリーニング・洗張りでカビ変色した部分だけ色抜けした状態になることも多く、染色補正や染め替えが必要になります。


2018/06/18

カビの種類と特性 ① カビの発生原因 温度・湿度・養分とその解消法

きものには全てに地糊が入っていて、その地糊が湿気で腐り、そこからカビが発生し、そのままの状態で長年風通しを怠りますとカビが出て、第一期症状~第四期症状に進行していきます。

カビは着物に入っている地糊によっても異なり、全ての着物にカビが発生するというわけではございませんが、1枚でもカビが発生した着物を発見した場合、ほかの着物もカビが発生していることが考えられますので、保管場所の変更や、こまめな風通しのような配慮が必要となります。

カビが発生しやすい条件は湿気の多い所や風通しの悪い所、温度が高い所です。購入して一度も手を通していない着物やクリーニングしたから大丈夫と、大切にしまいこんだまま長年風通しをしていなかったり、住宅密集地で窓が開けられないお宅やコンクリート造りの新しいマンション等は注意が必要です。

また、昨今の建物の造りや冷暖房装置の普及にも大きな原因となる要素が考えられます。
昔の建物は床が高く、線の下は風が吹き抜けていて部屋の中でも冬期に寝ていると顔が冷たくて寝られないくらいでしたが、最近の建物は気密性が高く冷暖房効率を高める構造で、一年を通してカビが繁殖しやすい環境にあります。

解消法としては保管場所を変える必要や、保管している高さを考える必要があります。座って顔の高さから立って顔の高さがまでが理想です。同じ部屋でも高い所と低い所では温度が異なります。
低い所は湿気が多く、高い所は温度が高いものです。
タンスへの詰め込み過ぎにも注意が必要です。和箪笥の着物を保管する部分にヒントを得てください。まずとびらが観音開きになっていて、引き出しは箱にはなっておりません。これは風通しをよくするためです。一段に一枚を置き、扉を開ける度に自然に風が通る仕組みです。そこに何枚も詰め込んでは何にもなりません。

次回はカビの進行の症状を記載します!

2018/06/11

染色の種類 ②型紙捺染

皆様こんにちは
前回は手描友禅でしたが、今回は型紙捺染となります。京都でも昔はよく型紙が置いてあるのを見かけたのですが最近はそのような光景も少なくなってきたような気がします。

1. 型紙捺染
a. 写し友禅
型紙を用い、染料を混入した色糊で友禅模様を配置する染色法であり、明治の初期に広瀬治助によって発明されたものです。
型紙枚数を多く使うことで複雑な模様表現ができます。

振袖では300枚~500枚程の型紙が使われているものもあります。

b. 摺り友禅(すりゆうぜん)
写し友禅の色糊の代りに摺り刷毛に染料液をわずかにつけて型紙の上から染料液を摺りこんで模様を染めつける。一つの模様に写し友禅技法と併用することもございます。

色を摺り重ねると二つの色の合成色が得られ、また濃色ともなるので二つの型紙で三つの色が表現できます。
刷毛によるボカシ染が染めつけられるのも特長となります。


c. 小紋染
小紋は大紋、中形に対する呼称で、細かい模様を布地一杯に型染めされたもので種類も多いです。最近では絵羽模様に対して区別をつけるため総柄の染着尺をすべて小紋の範囲にいれているようです。
① 江戸小紋
細かい柄を彫った型紙を使って一色染にしたもの。元来江戸時代の武士の裃から発達したといわれていますが、草花や幾何模様をはじめ、縞、格子など連続模様や割付模様が多いのが特徴です。

② 型小紋
現在一般に小紋といわれるものの総称で、江戸小紋を基調にしたものに型友禅の色彩を組み合わせたものとなります。

③ その他の小紋
技法や柄行きなどによりローケツ小紋・紅型小紋・手挿し小紋・摺り染小紋・更紗小紋・藍染小紋などがあります。

d. 紅型
元来沖縄で生産される型染めで、強烈で多彩な色の美しさがあります。どんなに沢山の色を使っても型紙一枚で糊おき色ざしするのが特徴となります。

e. 更紗
インド更紗 ジャワ更紗 ペルシャ更紗 タイ更紗等異国情緒豊かな特徴があります。

2018/06/06

着物はっ水加工の歴史⑮パールトーン加工)

京都=パリ友好40周年記念 パリで行われた「時代祭」

1998年(平成10年)

7月25日 京都=パリ
友好40周年記念で伝統的な「時代祭」の衣裳はパリを舞台に花開きました。

1998年は京都とパリが友好都市になって40周年の年でした。これを記念し、7月25日フランス パリにて「時代祭」が開催されました。

平安神宮に受け継がれる時代祭衣裳約一万点を空輸し、京都で行われる「時代祭」をそのままパリの街並みを舞台に再現しようとするイベントです。
参加者は総勢500名とスケールの大きなものになりました。

当日は先代の國松会長が織田信長の衣裳を着て参加しました。
兜だけでも5.6キロ 衣裳全てを身に着けると20キロにも及ぶ重さです。
着付けやヘアメイクなどはルーブル美術館の地下で準備され、日本のボランティアの方に協力していただきました。

当日は快晴 「時代祭」の行列はパリの街並みに違和感なく溶け込んでいました。
受け継がれた伝統文化を守っている街という共通点があってこそではないでしょうか。

この巡行を通じて、日本文化を代表する京都の祭りを、世界に向かって紹介できたことは大変名誉なこと。総勢500名が参加したパリの時代祭。このうち300名はボランティアの人たちです。
「時代祭」をはじめ「祇園祭」「葵祭」など日本の祭りは町衆がボランティアの気持ちで守り抜いてきた祭りです。

当日は美しいきものの女王たちも参加し、時代祭に花を添え、パリの街によく映えました。
日本文化の代表である着物も、一人ひとりの心の中に「着物の火」として絶やさず、ずっと後世まで引き継いでいきたいと改めて考えさせられるイベントでした。

2018/06/04

パールトーンの仕立上り商品検品について

皆様こんにちは

Facebook6月1日に仕立上り商品の検品の様子を動画でアップさせていただきましたが、弊社工場内セクションの第三回目としてパールトーンの仕立上り検品についてご紹介させていただきます。

パールトーンでは商品の状態をきちんと確認するために商品を吊った状態にて検品しています。
その際に留意しているポイントは以下の通りです。

・全体的にシミ、汚れ、汗シミは注意する

・衿を確認する
→ファンデーションの付着、汚れ、ヤケ、皮脂汚れ等

・両袖を確認する
→袖口の汗シミ、手垢の付着、袂・袖底の汚れ等

・前身頃を確認する
→上前、下前の食べこぼしや手垢等

・後身頃を確認する
→汗の付着、打ち合い、帯スレ等

・裾周りを確認する
→泥はね、すり切れ、表地・八掛の生地ダブリ等

・裏地を確認する
→胴裏、八掛、衿裏等のシミ汚れ 汗シミ 目明き すり切れ等

Facebookにアップした動画ですが、youtubeでもアップしました。
よろしければご確認下さい。

詳細:https://www.youtube.com/watch?v=vZy2NS-2Qqk

パールトーンブランドサイト
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