2006年8月7・8日と9月19〜22日の2回に分けて、
伊弉諾神宮内の檜皮葺屋根にパールトーン施工のご依頼を頂きました。



檜皮葺の技法が確立されたのは、遠く平安時代にまでさかのぼります。
その技法は現在に至まで、変わる事なく伝えられ、社寺建築において、
神聖さやその風格が威光を放ちます。
皮脂の多い檜の皮は、自然の撥水力を有し、
屋根材として用いられてきました。
その耐久年数は約30年と言われていますが、
酸性雨などの環境悪化にともない、15年〜20年におちていると
言われています。
また、苔の発生も要因の一つに上げられています。

今回のプロジェクトは、パールトーンにより撥水性を強め、
檜皮自体に苔を育成する水分を含みにくくし、
苔の発生を防ぐ特別の薬剤も配合。
檜皮葺家屋の耐久年数を長くする事を目的としています。

伊弉諾神宮、東門、西門合わせて60平方メートルを施工

伊弉諾神宮 透塀94平方メートル、翼廊61平方メートル、弊殿東西屋根40平方メートルを施工

2回に及ぶ施工は無事終了。
2回とも台風が接近する中にもかかわらず晴天が続きました。
これも主祭神である伊弉諾大神と配祭神である伊弉冉大神の御加護であったと思います。

皮脂が多いというもののやはり、すぐに雨が浸透してしまいます。

今回初めて檜皮葺屋根の加工を致しました。
その効果は、半年、一年後に現れると確信しております。
パールトーン加工により、3年でも5年でも10年でも長く
檜皮葺屋根の美しい姿が守れればと考えております。
またそれは、風格ある檜皮葺きの社殿を増やす事につながるのではないでしょうか。
日本の文化財を守る匠の技に、お役に立てると考える次第です。

今後は檜皮葺だけでなく、茅葺きや板葺などにも挑戦してみたいと考えておりますので
ご意見ご感想をお待ちしております。

Eメール:kyoto@pearltone.co.jp

パールトーンフリーダイヤル 0120-450714