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おしらせ

2018/01/05

明けましておめでとうございます。

弊社は本日より営業となります。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
何卒、本年も昨年同様のご支援をよろしくお願い致します。

本年の繊研新聞掲載分、弊社社長 由本の年頭所感をアップさせていただきます。ご一読いただければ幸いです。

着物。この素晴らしい技術と文化を継承するために。
株式会社パールトーン 代表取締役社長 由本 敏次

新年、明けましておめでとうございます。
皆様にとって喜びの多い一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
古都・京都での風景にも、近年では海外からの観光客がますます増え、
着物を着て京都の町を散策する姿をいたるところで目にするようになりました。
伝統文化である和装が世界的に認知されることは、
とても素晴らしいことだと言えます。
同時に、自然の中で育まれた糸や染料で構成されていた着物には、
そうした一つひとつの歴史や匠技を知ることによって初めて気づく価値があります。
着物のほんとうの魅力を知ってもらうには、
そうした文化の背景も伝えていくことが必要です。
しかしながら、現在は生産者の高齢化や後継者育成といった数々の問題により、
ほんものの技術を継承することさえ困難になりつつあります。
だからこそパールトーンでは、取引先さまとの勉強会を開催し、
悉皆や染め工場の見学、汚れ落とし体験などさまざまな機会を通じて、
着物を支える伝統技術の素晴らしさを広く理解してもらう努力を続けています。
また、若い世代や海外の人に目を向けるばかりでなく、
たんすのなかに着物を仕舞い込んでいる方々が、
もういちど袖を通すためのお手伝いも大切だと考えています。
このため、着物クリニックを通じたメンテナンスや染め替えに力を入れ、
着物をもっと身近にするパールトーン加工とあわせて積極的に紹介しています。
世代や国境を越えて、いかに着物文化を継承し、普及させていくかが、
これまで同様にパールトーンの大きな使命だと認識しているのです。
もちろん「はじく」「まもる」ための撥水技術で新市場を開拓し、
世界に向けた新たな取り組みを具現化していくことも予定しています。
こうした取り組みで和装市場をさらに活性化していくためにも、
皆様からの変わらぬご協力やご助力を、よろしくお願い致します。
平成30年 元旦

パールトーンブランドサイト
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