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おしらせ

2017/08/28

パールトーンについて その④ 「はじく」で創る未来

パールトーン加工について その④

■「はじく」で創る未来

パールトーンはこれからも着物に関わっていくべきであり、絶対に離れてはいけないと思っています。「着物を守っていきたい。」という思いが常にありますし、私たちの任務はパールトーン加工を増やすことです。
その中で、着物に多く施されているパールトーン加工を、あらゆる分野へと波及させていく必要があります。ビジネスチャンスはアパレルや建築、医療関係など、着物以外にもまだまだたくさんあり、もっと目を広げていかなければなりません。文化財をはじめ、水に濡れると困る商材は数多くあります。これまでにも土壁やホテルのカーペットなどに加工を施してきました。土壁については、土壁そのものの風合いなどを生かせる加工でないといけないため、最新の注意を払いました。この技術については、第二回「知恵創出“目の輝き”」企業の認定をいただきました(主催:京都市産業技術研究所)。課題が多くある中、薬剤の配合などを工夫し見事に解決できたのです。カーペットについては、通常5年ほどで張り替えられるところが、施工することで7~10年後まで使用が可能となります。
この技術の可能性をより高めていくために様々なものに着目することは、今後の課題の一つです。まずは若い世代を育て、着物以外の分野にも着目させて具現化していく、そしてプロフェッショナルと組むことで新しい案を生み出す。研究所などとの共同研究も今までありませんでしたが、事業計画をしっかり立ててどんどんこなしていくべきだと思っています。
当社にはそれをするだけの歴史と経験が十分あります。

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