おしらせ

2018/06/27

着物はっ水加工の歴史⑯(パールトーン加工)

月刊PHPに先代の人生観が掲載

1998年(平成10年)

「人は誰でもたすきを掛けた駅伝ランナーのようなもの」 少しでもいい順位でたすきを渡せるように・・・

本社が京都にあるPHP研究所発行の月刊PHPの「私の信条」というコーナーに「人は誰でもたすきをかけた駅伝ランナー」というタイトルで、先代の國松会長の信条が紹介されました。

→たすきを受ける順位、つまり生まれた時の状況や仕事を引き継ぐ時の環境を変えることはできません。

しかし、たすきを渡す順位を変えることができる。自分の努力次第で上位を狙えるというように考えているのです。

私自身、次のランナーには私が引き継いだ順位よりも少しでもいい順位でたすきを渡したいと思っています。

順位を上げるには「徳」を積むことと私は考えています。古風な言い方になるのかもしれませんが、先人の教えのとおり、人との付き合いの中で切磋琢磨したり、人としての道を修養することによって「徳」を積んでいくこと、そのことで順位は上がっていくのだと思います。(本文より)

創業者の國松勇は単に堅物の研究者ではなく、付き合い好きで、人の世話をやくのが好きな性格でした。
そうした性格が功を奏して、この技術が軍隊とは無縁のきものにも応用されるようになったのです。それまでは、水に濡れるときものは縮んで使い物にならないというのが常識でしたから、きものを着る機会の多かった当時は多くの人に喜ばれる技術でした。
人の世話もし人の避ける争いごとの調停も自らすすんで引き受けていました。そのことで長時間を割き、また悩むことも多かったようです。

しかし、こうした人生が実り多いものにしたように思われます。
創業者の生き方を振り返って見た時、本人は特別考えていなかったかもしれませんが、人との関わりの中で自然と「徳」を積む努力をしていたようです。

自分が引き継ぐ時の状況はどうすることもできませんが、たすきを渡す順位は自分の意志と努力で変えることはできるはず。事業も社員も、そして文化も、それぞれの立場がそう考えて行っていくことが大切と先代会長は語っています。


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