2006年4月8日、名古屋の小牧空港上空にて、パールトーン加工済み袱紗(ふくさ)が無重力状態でどのように水をはじくかを検証する実験が行われました。何故パールトーンと無重力?という疑問をお持ちになると思いますが、昨今では即席ラーメンや清涼飲料のCMなどで「宇宙の映像」が見られる機会が増えているように、今まで縁遠かった宇宙が徐々に身近なものになりつつあります。
大手旅行代理店も昨年から「宇宙旅行」の商品を販売されていますし、この秋には、日本人民間人初の宇宙旅行も決定しています。
そこで、パールトーンも宇宙で着用される衣服に何かお手伝いできないかと取り組みを始めました。
その第一弾として、宇宙旅行で着用する衣料に快適性とファッション性の両立を考える「スペース・クチュールコンテスト」(JAXA:宇宙航空研究開発機構後援)の公式スポンサーとして協賛し、弊社社長も審査員として参加させていただくことになりました。将来的には、宇宙旅行で実際に着用される衣料へのパールトーン加工も視野に入れて、その前段階として今回の実験が実現しました。

実験リポート
9時半に名古屋小牧空港集合。空港内は三菱重工さんの工場や、自衛隊機も止まっているため撮影禁止。
入り口では厳しいチェックが行われる。今回のフライトの搭乗者は、京都の芸術大学の先生2名、世界的なアートフォトグラファーの伊島薫氏、一般参加の方1名、DAS(ダイヤモンドエアサービス)の土居さんの計5名。
機体はロールスロイスエンジンを積んだ超VIP用小型ジェット機「Galfstream」。パイロットは元ブルーインパルスを操縦していた凄腕の操縦士。このジェット機がパラボリックフライト(放物線飛行)をすることで約20秒間のμG(微小重力環境0〜0.03G)が計7回繰り返される。
名古屋地方の天気は予報では午後から雨であったが、何とか天気は持ちこたえた。ただし風が強く、黄砂の影響で視界は極端に悪く、太陽は月の様に白く見えた。

DAS所有のGalfstream 超VIP用で40億円!

ブリーフィング。天候や飛行区域の説明などが行われた。

NEXTいよいよ出発!

搭乗者はDASから支給されたオレンジ色のフライト服に着替え、事前にブリーフィング、健康チェックなどが行われ、
酔い止め薬が配られた。滑走路で機体に乗り込み、午後一時半、黄砂吹きすさぶ中いよいよ離陸

フライト前、搭乗者の皆さんは緊張の面持ち。

いよいよ出発!強い向かい風のため、あっという間に浮上

約45分間の飛行を終え、無事帰還。

皆さんホッとした様子。少し酔った方も。

世界初!無重力状態の撥水映像

実験・撮影協力 DASダイヤモンドエアサービス
袱紗提供    ヤタニ
撥水加工    パールトーン・ハイグレード加工

今回、私どものような中小企業がこのような素晴らしい実験映像を撮ることができたのも、エリ松居ジャパンの松居エリ様、宇宙航空研究開発機構の内冨様、ダイヤモンドエアサービスの土居様始め社員の皆様、袱紗を提供いただいたヤタニ様他、たくさんの方々のご協力あってのことでした。誠にありがとうございました。