撥水力で未来を創る 株式会社パールトーン 桑の木プロジェクト

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桑の木プロジェクトとは
国内養蚕保護、支援のためのプロジェクトです。
現在、日本では絹の生産に関わる養蚕農家や製糸工場が危機的状況にあります。
そこで、きもの業界に携わる私たちも、業界への恩返しが少しでも出来ればという思いから、今回の取り組みを始める事としました。
桑の葉
桑の木と蚕の関係
桑の木から生糸ができるまで
桑の木畑です。 桑の木は数年から十数年で葉が生えなくなるため、植替えが必要になります。 桑の葉を与えて蚕を大きく育てます。やがて繭を作り中でさなぎになります。 出来上がった繭玉は製糸工場へ出荷されます。
国内養蚕業の現状

現在、国内での養蚕農家、生糸を作る製糸工場は危機的状況にあります。
養蚕農家の件数グラフ 昭和50年に比べて養蚕農家の件数は99%以上減少。
養蚕農家減少の主な理由 ●養蚕農家への実入りが少ない。 ●高齢農家の増加・後継者不足。 ●安価な輸入(中国他)品に押されてしまった。 また、平成11年度より農家に直接支払われてきた補助金も、廃止になり、 減少が進む可能性があります。
このままでは、きものの源・繭玉がすべて輸入産品になるだけでなく、世界一といわれる日本の養蚕技術も失われかねません。ともすると、日本産の絹というものがなくなってしまう危機的状況にもあるのです。
機械製糸工場の件数グラフ 昭和50年に比べて製糸工場の件数は約98%減少。
現在規模の大きな器械製糸工場は山形の松岡(株)様と、群馬の礁氷製糸農業(協)様の2工場のみです。
礁氷製糸農業(協)様と工場内写真。機械製糸といっても手作業が結構多いのです。
活動内容
皆様よりご依頼を頂きました、パールトーン加工、1点につき2円を国内養蚕保護事業に役立てます。
※22期弊社実績で試算の場合 約40万点×2円=80万円
資金の流れ 株式会社パールトーン→日本養蚕絹業開発恊同組合→1、国内養蚕保護事業 植樹からの産品の生産・販売を通じて、国内養蚕・国内製糸など、流通を実行。お客様にも散布・ご購入いただき活動にご理解・ご支援いただく。 →2、桑の木植樹(改植)活動 桑畑の桑は、数年で枝から葉が育たなくなるため苗を植替える必要があり、その費用に充てます。また、弊社社員も実際に植樹に従事します。
※現在は養蚕開始までの間に、生産する産品を検討段階。決まり次第報告します。
桑の木プロジェクト第1弾として平成23年3月5日に群馬県安中市で600本の桑の木を植樹します。
絹の源 桑の木の「エコ」な力 1、人間一人あたり年間320キログラムの二酸化炭素を排出→桑の木が二酸化炭素を吸収するのに必要な本数110本。2、車一台あたり年間2300キログラムの二酸化炭素を排出→桑の木が二酸化炭素を吸収するのに必要な本数770本。3、家庭一世帯あたり年間6500キログラムの二酸化炭素を排出→桑の木が二酸化炭素を吸収するのに必要な本数2170本。
※社団法人緑化推進機構のデータより計算

桑の木は、1本あたり3Kgの二酸化炭素を吸収し、1Kgの酸素を放出するとの研究結果があります。
※京都工芸繊維大学名誉教授 原三郎名誉教授の研究より

また、養蚕環境自体が農薬不使用の好環境なのです。(農薬のついた桑を食べると蚕は死んでしまいます。)

単年では小さな力ですが、植樹活動の輪を広めながら継続して行く事で、大きな力になると私たちは信じています。
活動報告
桑の木プロジェクトが第十三回グリーン購入大賞優秀賞を受賞
  グリーン購入大賞とは
環境に配慮した製品やサービスを優先的に購入する「グリーン購入」の普及拡大に取り組む団体を表彰することにより、一層の取り組みを奨励するとともに、活動事例の紹介を通じてグリーン購入を普及させることを目的としています。本年度の環境大臣賞は佐賀市、経済産業大臣賞は京セラが受賞されました。

評価ポイント 
着物の素材であるシルクは98%が輸入であり、国内の養蚕・製糸業は消滅の危機にあることから、パールトーン加工(着物の撥水・防汚加工)を加えることでドライクリーニング・溶剤等が与える環境負荷低減を図るとともに、桑の木の植樹をからめて養蚕農家の支援図っていることが評価された。伝統産業・文化である着物を未来に継承していく為に生産地と消費地の地域関連携にも着手されており、今後の取り組みに期待が持てる。

京都グリーン購入ネットワークホームページ
グリーン購入ネットワーク本部ホームページ
  受賞式の様子
   
   
桑苗木の植樹祭
  桑の木プロジェクト第1弾として平成23年3月5日に群馬県安中市で600本の桑の木の植樹を行いました。この度、植樹場所の提供と準備を頂きました農家の方、日本蚕糸絹業開発恊同組合の方、本当に多くの方にお手伝いいただきスムーズに終える事が出来ました。心より感謝する次第です。
木は復興のシンボルと言われています。「桑の木プロジェクト」に取り組む中で、桑の木の成長とともに被災地の一日も早い復興を願っております。
  日程 平成23年3月5日(土)
場所 群馬県安中市松井田町上増田一妙義
主催 株式会社パールトーン
協賛 日本蚕糸絹業開発協同組合
来賓 群馬県県議会議員 岩井 均 氏
群馬県農政部蚕糸園芸課 絹主監 狩野 寿作 氏
京都府文化環境部国民文化祭推進局 塩崎 大祐 氏
日本蚕糸絹業開発協同組合 理事長 小林 幸夫 氏
参加者 株式会社パールトーン 社員25名
絹小沢株式会社 18名
上原 高好 氏 養蚕農家(桑の植樹用土地提供者)
まゆまろクン(京都PR隊長)
ぐんまちゃん(群馬県イメージキャラクター)
神事 咲前神社 宮司 和田 雅之氏
     
  植樹場所は群馬県安中市。遠くに浅間山を望む、自然豊かな場所です。   植樹した桑の木が元気に育つ様に、神事と式典を行い、全員で祈願しました。   来賓の方々と共に、弊社社長 國松も加わり、植樹式を行いました。
     
  10アールの土地に600本を植え、一畝(ひとうね)ごとにシートをかけて作業が完了しました。   植樹後、約1ヶ月経った桑の木の様子です。新芽が少しずつ出始めました。(2011/4/12)   植樹後、約2ヶ月経った桑の木の様子です。緑の葉が生え、順調に育っています。(2011/5/23)
  京都新聞 朝刊
2011年2月25日(金)
  産経新聞 朝刊
2011年3月6日(日)

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