パールトーンと松下電器産業が共同開発した、
放送業務用カメラのウインドスクリーン
(マイクの風切り音を防ぐスポンジ)が、
冬季オリンピックの取材現場で大活躍しました。
低温、雪の連続という過酷な自然環境の中で、
取材カメラのマイクロフォンを水から守り、
オリンピックの臨場感あふれる生の音声を
全世界に伝えました。


松下電器産業様は、1998年の長野オリンピック時、報道のため各国から来日した報道陣に対して、業務用デジタルカメラDVC PROを提供するサポートをされました。この時の野外取材でマイクの集音効果が低下するという問題が発生しました。
原因はマイクに被せた風切り音を防ぐスポンジのウインドスクリーンにかかった雪が溶けて内部に水まくを作り、集音を妨げていたからです。

松下様の商品企画グループでは問題解決の検討を進める中で、スタッフの安藤稔氏の娘さんがパールトーンの商品管理課に勤めていたという関係から、松下様とパールトーンの共同開発がスタートしました。

パールトーンの撥水加工パールトーンハイグレードを施したウインドスクリーンは、松下様での試験や実験の結果、その効果がすばらしく、報道機器であるDVC PROカメラ、AJ-mc700p型ウインドスクリーンに施工されました。

2000年シドニーオリンピックでは約300台のカムコーダーに、ソルトレークシティオリンピックでは約100台のカムコーダーに使用されました。

パールトーンでは、「マイクロフォンの風よけ」の特許出願申請を1998年4月15日に提出。2002年2月6日に特許許可通知を受領しました。
「日本の伝統技術と最先端のデジタル報道機器とが手を結んで開発を進めてきたことが結実したものであり、撥水加工の新しい需要開拓の可能性の高さを証明したことにもつながった」とパールトーン國松照朗社長。
パールトーンは安心をキーワードに挑戦をつづけています。