キモノの紋は、フォーマルな装い(黒留め袖、黒喪服、黒紋付羽織など)には無くてはならないものです。
手描き紋の場合、白く抜いてある部分に紋を描き、その紋を残して黒く染めてゆきます。その際に使用される酸性染料の一つ、両用黒では雨や水に濡れると家紋の色が泣いて(にじみ)胴裏や長襦袢にまで移染(色がうつる)してしまうという欠点があり、家紋職人の方々の間でも「紋の泣きを止めるのはむずかしい」とされてきました。

パールトーンでは、これらの紋章工芸の方々の長年の夢を解決するために、
平成10年に開発したパールトーンハイグレードを応用し、
家紋の泣き・移染防止法を開発致しました。

店頭できもののお手入れが出来るようになっただけでなく、
紋を間違って入れても抜く事が可能になり、紋章業界では画期的な技術。





パールトーンハイグレードは、
平成10年(1998年)京都産業技術振興財団から、
超撥水多機能の特性に対し、優秀技術賞を受賞しています。
(超撥水・防カビ・抗菌・消臭)

紋職人の古賀さんは「いくら一生懸命に描いても、湿気があると紋は泣いてくる。以前からこういう技術があればと思っていたがこれは凄い良く開発してくれた。感謝しています。」とメッセージをいただきました。

今回の画期的開発により、パールトーンはさらに
「きものを守る、安心してきものを着て楽しんでいただく」という事を
使命と理念に、今後も仕事をさせていただきたいと存じます。